2009/03/20

世界一税金の高い国

僕がいつもセントロ"Centro"(街の中心街)に行くときに使うバスに乗っていると、なかなかおもしろいものが見れます。
それはインポストメトロ"Impostômetro"というもので、インポスト"Imposto"とは「税金」のことでメトロ"Metro"とは「メーター、計り」という意味です。
直訳すると「税金メーター」になりますが、このメーターを見ると今年1月からのブラジルの国民によって納められた税金がどれくらいなのかわかるんです。
毎日休むことなく、1秒ごとに何千、何万単位でどんどん上がっていってるのですが、今日見たときには2 Bilhões=R$20億まで達していました。
R$1を45円で計算すると、今年は今日までに900億円の税金が納められたということです。
このインポストメトロにはトゥリリャゥン"Trilhão"(兆の位)まで用意されています。

ブラジルが世界一税金の高い国だということを知っていますか?
このメーターを見たときに友達と一緒にいたんですが、彼が教えてくれました。
確かにブラジルは世界で10番目にお金持ちの国で、豊富な資源と、若い力、そして近年は技術力もつけてきており、先進国に仲間入りできるポテンシャルを持っているですが、貧富の差はものすごく激しいです。
税金が高くなってもお金を持っている人には大した問題ではない(全員がそうとはいえませんが)んですけど、貧困層に住む人たちは本当に厳しい生活に追いやられるのです。
昨年、最低賃金がR$400に上がりました。
貧しい人たちにとってはよいニュースのように見えましたが、そこには落とし穴が。
最低賃金が上がった分、お米や豆などの穀類、それを材料とするパンなどの食品を中心にあらゆるものの税金が上がったのです。
なので貧しい人たちの生活はほとんど改善されてない、という状態です。

力のあるものが楽々通れる国です。
世界全体がそんな感じですが。

0 コメント: